今朝は東浦和駅で宣伝をしてきました。
今日は日本共産党の創立記念日で、92周年になります。
苦労と困難をともないながらも、
こんにちまで党をつくりあげてきた先輩たちに敬意を表するとともに、
先輩たちが反戦平和を貫いてきたことで、
堂々と平和をうったえられることを誇りに思っています。

140715 東浦和宣伝

戦争か、平和か、ということでは
さいたま市で重大な問題が起きています。

三橋公民館報に

梅雨空に 「九条守れ」の 女性デモ 

という俳句教室の会のみなさんで選んだ俳句を
いつもは掲載しているのに
今回は掲載しなかったというのです。

報道によれば
「公民館長は『世論が大きく二つに分かれる問題で、一方の意見だけ載せられない』と説明した」
そうです。
そんなこと言ったら少数意見の問題などはもはやいっさいとりあげられなくなってしまうのでは、なんてことも思ってしまいますが。

今日は、大宮区三橋の住民有志の方々や様々な団体が共同して、
抗議の意思を示すとともに、俳句の掲載をすべきなどとうったえました。
団体のなかで「緑区9条の会連絡会」が名を連ねていたこともあり、
私もとりくみにいろいろ参加してきた経過から同席しました。


↓緑区九条の会の抗議文
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市の生涯学習部長をはじめ、4人の市職員に応対していただきました。
忙しいなかありがとうございました。

この問題については日本共産党さいたま市議団がすでに口頭および文書で抗議しています。

日本共産党さいたま市議団のブログ : 梅雨空に「9条守れ」の女性デモ・・・不掲載に抗議!
http://blog.livedoor.jp/saitamashi_kyosanto/archives/39028945.html

30人近い方が参加したので、意見は様々に出たのですが、
私が印象に残ったことを何点か。

一つは、掲載しなかった理由についてです。
市職員からは「公民館報に掲載する内容について基準がなかったので、市広報の広告掲載基準を準用した」ということでした。また、「新基準を作成している」ことも明らかにされました。
これには参加者から「基準がなかったのに、掲載しなかったのか」と強い批判が出されました。
私も「基準がなかったのなら今回の俳句は掲載した方がいい。後で作った基準で合理化すればまたおかしなことになる。それを許せば何でもできることになってしまう」と発言させてもらいました。
また、新基準についてもどのような内容になるのか懸念が出されました。
私も「基準が決まってから出すのではなく、多くの市民が利用しているのだから、市民の意見をふまえたものをつくるべきだ」と求めました。

二つ目は、公民館活動をしている団体の懸念です。
市が今回のことを機に公民館登録団体の活動を規制したり、
登録取り消しされるのではないかということです。
市民活動を委縮させることになるという強い懸念が多く出されました。
これに対しては「今回のことで活動を規制する方向に流れることはない」と
市の職員は明言していましたが、すでに今回の後では信用ならないというのがその場の空気でした。

三つ目は、平和都市宣言とのかかわりです。

さいたま市/さいたま市平和都市宣言
http://www.city.saitama.jp/006/012/001/007/p005145.html

私は発言のなかで、
「市は平和都市宣言を出している。
平和都市宣言には『平和を希求する私たちさいたま市民は、国際社会の一員として、世界に開かれた都市づくりを推進するとともに、核兵器等の廃絶と世界の恒久平和実現に貢献することを誓い…』と書かれてあり、これはまさに9条そのものではないか。
俳句は市の立場とも矛盾するところはないのではないか」
と聞きましたが、まともな回答はありませんでした。
他の参加者からも
「公務員の憲法擁護義務に違反している」
「思想信条の自由に反する」
などなど憲法とのかかわりで強い批判が出されましたが、
これもまともには答えられませんでした。

私自身は、今回の経過を通して、
「茶色の朝」
というお話を思い出しました。


茶色の朝 - 株式会社 大月書店
上記ホームページの「物語のあらすじ」より
■物語のあらすじ
世界中のどこにでもあるような、とある国の物語。友人と二人でコーヒーを飲みながらおしゃべりをするのを日課にしている男がいた。ある日、主人公は、その友人が飼い犬を始末したということを聞かされる。その理由は、ただ毛色が茶色じゃなかったからだった。その国の政府は、茶色の犬や猫のほうがより健康で都市生活にもなじむという理由で、茶色以外のペットは飼わないことを奨励する声明を発表したばかり。主人公は、自分が飼っていた白黒の猫をすでに処分した後であったが、友人がその犬を始末したことに少しショックを受けた。
時は流れ、二人は日課をいつも通りつづけていたが、小さな変化が起こっていた。人々は話し方を微妙に変え、茶色以外のペットを排除する政策に批判的だった新聞は廃刊になった。それでもたいして変わらない日々の生活がつづいた。友人はあたらしく茶色の犬を、主人公も茶色の猫を飼いはじめた。でもその時には、さらに新しい状況が生まれていた。友人をはじめ、多くの人々の逮捕がはじまった。そして夜明け前-ある「茶色の朝」-主人公の家のドアをノックする音がする・・・。 

一つひとつのことは、
「それほど騒ぎ立てることか」
「一部の人が言っていること」
「政府が適切に判断する」
(←集団的自衛権について市の答弁)
 ですませられるかもしれません。

「特定秘密保護法」も
「武器輸出三原則の解禁」も
「集団的自衛権の行使容認」も
「沖縄の新基地建設」も
「米軍のオスプレイの配備および全国展開」も
「高江のヘリパッド建設」も
(キリがないので以下略)

そして今回の公民館報の問題も。

でも、この積み重ねが「茶色の朝」を招くのかな、と思ってしまうのです。
一つひとつのに対して、考え、意見を持つことにとどまらず、
その根底に平和や民主主義という
人類が勝ち取ってきた価値観を据えることを
私は大切にしたいと
あらためて思った次第です。

7月21日(月)に北浦和公園で10時から、
集団的自衛権の行使容認に反対する市民集会が開かれます。
埼玉弁護士会の歴代会長をはじめ、幅広い人たちのとりくみになっています。
ぜひご参加ください。

7/21 さいたま市民集会に参加しませんか? | 埼玉総合法律事務所
http://saitamasogo.jp/archives/64474