日(6月23日)からお隣、東京都で都議会議員選挙がはじまりました。

私はさいたま市議ではありますが、無関係とは済ませられません。

一つは、いまの日本政治をめぐる状況と今回の都議選が密接に関わっているからです。
日本共産党は、この間、全国でも地方でも議席を伸ばしていただいています。
そのはじまりが4年前の都議選でした。
共産党に限らず、首都東京での選挙結果は日本政治のトレンドや国民意識を(全面的にとは言いませんが)大きく反映します。
言い換えれば、都議選の結果が今後の日本政治、すなわち安倍政権を左右する力を持ちえるのです。

最近、安倍政権の支持率が大きく下がりました。
共謀罪(いわゆるテロ等準備罪)の法案の中身もさることながら、委員会採決を省略して本会議で強行採決をするという民主主義の手続きも無視したやり方に危うさを感じた方もいるでしょう。
加計学園・森友学園問題でまともに説明・調査しようとしない安倍政権の態度に不信を持つ方もいるでしょう。
今日のニュースで大きな話題になっていますが、埼玉県選出の自民党衆院議員の暴行事件をはじめとした、安倍政権の閣僚の暴言・失言・スキャンダルにあきれている方もいるでしょう。

政治を変えて、新しい政治をつくるのは国民の力です。
いますぐ国政選挙はありませんが、全国的に影響をあたえる都議選があります。
安倍政権を担う自民・公明と支える維新に厳しい審判を下すことは、
「今の政治でいいと思っていないよ」という強烈なメッセージになると思います。
安倍政権の暴走(歴代の自民党政権ともそうですが)と正面から対決し、
平和と民主主義を大切にしてきた日本共産党が伸びることが一番確かな力になります。

もう一つは食の安心・安全です。
築地市場の豊洲移転問題は、東京だけの話にとどまりません。
埼玉(さいたま)でも食の流通に築地は大きくかかわります。
私自身も、食事作りや食材の買い出しで気になるところです。

また東京で働いたり学んだりしているさいたま市民は多くいると思いますが、
都内で食事をする際の食の安心・安全にもかかわります。

無害化が達成されていない豊洲市場では食の安心・安全は得られません。
小池都知事は豊洲移転をとにもかくにもすることを言い出しました。
5年後には戻れるようなことを言っていますが、なんら定かではありません。
ちなみに都議会自民・公明党は豊洲移転を主張していますが、なんとも無責任な話です。

築地は開場以来一度も食中毒などを起こしたことがないと聞いています。
豊洲市場の地下空間を発見し、汚染対策の盛土がされていないことを暴き出したのが日本共産党都議団でした。
築地での再整備をハッキリと政策として掲げている日本共産党が都議選で伸びてこそ、食の安全が守れるのではないでしょうか。

更に地方政治の視点から見ると、東京都での福祉施策や教育施策は埼玉県にも波及します。
削減の方向か、充実の方向か、で大きく違います。
日本共産党都議団は都独自の給付奨学金創設や国民健康保険料(税)の引き下げを掲げています。
都財政の4%を見直すだけで様々な充実ができることを明らかにしています。

詳しい公約はこちらをご覧ください。

2017都議選の訴えと重点公約 – 日本共産党東京都委員会
http://www.jcp-tokyo.net/2017togisen_uttae/

都議選2017 どうなる日本 どうする日本– 日本共産党東京都委員会
http://www.jcp-tokyo.net/2017togisenlp/


長々と書きましたが、
東京都議会議員選挙で東京の方は日本共産党の候補者を押し上げてください。
東京以外にお住まいの方は、お知り合いの東京都の方に日本共産党の候補者を紹介してください。


ぜひ、よろしくお願いします。

候補者についてはこちらをご覧ください。

都議会議員選挙の候補者一覧 – 日本共産党東京都委員会
http://www.jcp-tokyo.net/profile/list.html