松村としおのブログ

  ★くらし・平和を守る政治を! 松村としおの活動日記★ さいたま市議会議員(緑区選出・日本共産党)

2014年10月

尾間木地域に4つめの学童開設の見通し――松村としおニュース№4ができました

松村としおニュース№4ができました。
1410 松村としおニュース4

ニュースで書いたのですが、
尾間木地域では学童保育を増やしてほしい、という声が前から強くありました。
日本共産党としてもくりかえし、市に求めてきたところで、
尾間木第3学童(尾間木学童クラブなのはな)がこの春、開設したところです。

それでもこの地域は区画整理やマンション建設もあり、子どもの数が増えていることから、
さらに増やすことが求められていました。
尾間木小学校近くの「浦和東部まちづくり事務所」跡地の活用を求めてきたところです。


先日、加川よしみつ市議と市役所へ行き、
子ども未来局の担当職員にあらためて尾間木地域に学童を増やすよう要望しました。

10 対市交渉(緑区・尾間木学童)

このなかで職員の方から、浦和東部まちづくり事務所跡地を利用して、
来年度設計予算を計上する方向であることが明らかにされました。
開所予定2017年度4月で、規模は40人程度を想定しているとのことでした。

市有地を活用して市が整備し、運営は民間NPOが行うという
「公設民営」の形式で計画が進められています。

市有地を活用して、市が施設整備までするというのは画期的なことです。
住民のみなさん、尾間木で民間学童を運営されてきたみなさんの声が実ったことをうれしく思います。

引き続き、子どもたちの放課後の生活の場をしっかり市として責任をもって整備するよう求めていきます。

来年(2015年)度予算に対する要望書を提出!

日本共産党さいたま市議団と日本共産党さいたま地区委員会は、
毎年次年度の予算に対する「要望書」を提出しています。
来年度、2015年度予算に対する「要望書」を24日に市長に渡してきました。

↓一番右端が私です。
1410 予算要望①

項目は多岐に渡り、今回は総計763項目にもなりました。
市民のみなさんの声を市政に反映させるのは議員の当然の仕事です。
同時に、地域に責任を負う日本共産党さいたま地区委員会との共同という形式をとっています。
私も来年のさいたま市議会議員選挙緑区予定候補として同席しました。


↓一番左奥に私がいます。
1410 予算要望②

要望書には市政全般にわたる要望とともに、各行政区ごとの要望も盛り込んでいます。
緑区の要望項目の作成は加川よしみつ市議が責任を負うと同時に、
私がこの間受けてきた要望なども反映させました。

↓写真は緑区の要望部分のみですが、見沼田んぼの振興なども別の項目で要望しています。
s-1410 予算要望③

さいたま市は、来年度予算を編成中なのでどの程度反映されるかは分かりません。
すぐに予算化されなくても、補正予算やさらにその翌年度に反映されることもあります。
実現まで粘り強く取り組んでいく決意です。
 

↓要望書を提出した後、美園地域で宣伝。後ろの空き地は第二美園中(仮称)予定地です。
 建設予算をつけるよう要望書でも求めています。 
s-P1020130

さいたま市で給付型奨学金の創設を~松村としおニュース№3ができました

今週の「松村としおホッとLINEニュース№3」ができました。

1410 松村としおニュース③

今度のニュースは少人数学級と奨学金改革です。
少人数学級については先に書いたので今回は置いといて、
奨学金についてです。

「松村としおニュース」で紹介している日本共産党の奨学金改革の提案は以下のリンク先です。
ぜひ、お読みください。

学生が安心して使える奨学金に――奨学金返済への不安と負担を軽減するために
http://www.jcp.or.jp/web_policy/2014/10/post-597.html


この提案は、

「“奨学金という借金”が若者の未来を押しつぶす」と、
今の奨学金制度がが学生を支援するどころか、
逆の働きをしていることを告発したうえで


「奨学金の本来の役割にふさわしい改革を」と、
奨学金返済への不安と負担を軽減し、
教育の機会均等を保障するにふさわしい奨学金制度に改革すると、
以下の提案をしています。

1 学生の有利子奨学金を無利子に
2 奨学金返済が若者の生活を追いつめないように返済方法を改善する
  (1)既卒者の奨学金返済の減免制度をつくり、生活が困窮する場合の救済措置を講ずる
  (2)延滞金、連帯保証人・保証料を廃止し、返済困難者への相談窓口を充実する
  (3)すべての貸与奨学金を所得に応じた返済制度にする
3 給付奨学金をただちに創設する

ちょっと漢字が多いのがアレですが(^_^;) 、
特に3番の「給付奨学金」は本来の奨学金という意味では絶対にやるべきです。

さいたま市議会でも2012年(平成24年)6月議会で、
国に給付奨学金制度をつくるよう求める意見書が全会一致で可決しています。

給付型奨学金制度の創設を求める意見書
http://www.city.saitama.jp/gikai/003/001/003/p018152_d/fil/2406iinkaiteisyutsugian5.pdf 

この意見書の発端は、市内に住む学生を中心にした若者たちが、
さいたま市で給付型の奨学金制度をつくってほしい、という趣旨の請願を
日本共産党が紹介議員になって市議会に提出したことにあります。

「さいたま市で」というところは他会派と折り合いがつかなかったものの、
「国に求めよう」ということで一致しました。

国がやるのは当然ということで党派を超えて一致したのはよかったのですが、
私としては国を待たずして、さいたま市独自で給付奨学金制度をつくるべし、と考えます。

なお、新潟市のホームページの資料によれば、
全国に20ある政令市のうち、
市独自で給付型の奨学金制度を持っている自治体は
以下の8つです。
(2012年(平成24年)度)

札幌市、千葉市、横浜市、川崎市、京都市、大阪市、神戸市、堺市

奨学金貸付事業(PDF:52KB) - 新潟市
http://www.city.niigata.lg.jp/shisei/gyoseiunei/gyoseikaikaku/jigyoshiwake/h24/kaigikekka.files/2-9.pdf

というわけで、すでに先行している自治体もあるし、
さいたま市近隣の政令市=千葉、横浜、川崎はすでに制度を持っているのですから、
ぜひともさいたま市でも給付奨学金制度を創設するよう求めていきたいと思います。 

少人数学級の実施で子どもたちに行き届いた教育を

「30人学級を実現するさいたま市民の会」のみなさんと宣伝しました。
私も、小学生の子どもを育てている親として、さいたま市の教育環境を良くしてほしい、という思いでマイクを握らせていただきました。

1410 30人学級宣伝


国の基準は一クラス40人です。
これを自治体独自で引き下げてもいい、ということになっています。
例えば蕨市は2010年から小学校の全学年で35人としています。

さいたま市は
小1・2で35人、中1で38人となっています。
日本共産党さいたま市議団は、今年度予算に対して少人数学級の拡充を要望しました。

(要望)少人数学級「30人学級」を市独自で早急に実施すること。当面、小学3・4年生と中学1年で35人学級を実施し、順次高学年に拡充すること。 

なお、この政策を実施すると7億円の予算が必要ですが、660億円の基金をもつさいたま市にとってはそれほどの負担ではありません。

これに対し、市から次のような回答がありました。

(回答)教職員課
 少人数学級について、教育委員会としても、指定都市教育委員・教育長協議会を通して、「教職員定数改善計画の円滑な実施を図ること。」を文部科学省に要望しています。

※平成26年度予算に対する予算要望は770項目にわたって行いました。
そのうち主要な50項目に対する回答がさいたま市ホームページに掲載されています。
なお上記要望は36番です。

H26年度日本共産党さいたま市議会議員団への回答(PDF)

回答を読んでもなんのことかわからないのではないでしょうか。
ようするに、「国に少人数学級をやるよう言いました」ということなのですが、
さいたま市での実施をもとめているのであって、「国に言った」からそれで市の責任を果たした、ということにはなりません。


平成26年度国の施策・予算に対する要望(PDF形式:2431KB)
http://www.city.saitama.jp/006/007/002/016/p032103_d/fil/H26-yobo.pdf
22ページに少人数学級について国に要望していることが書かれています。

とりわけさいたま市は、20ある政令指定都市の中で「教員一人当たりの生徒数」が一番多く、
言い換えれば「生徒あたりの教員数」が一番少なくなっています。

これは文部科学省の学校基本調査で公表している数字を計算すると出てきます。
学校基本調査:文部科学省

少人数学級の効果については、文科省のホームページで次のような説明がされています。

小学校1・2年生における35人学級の実現(見てわかる「特別枠」)  (PDF:732KB)
http://www.mext.go.jp/component/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2010/10/26/1297943_18_1.pdf

「最近の学校は、暴力行為や不登校などが深刻な問題となっていたり、障害のある子どもや外国人の子どもなど特別な支援を必要とする子どもたちも増加しているの。
そんな中、来年度から、授業時数や指導内容が増加する新学習指導要領が完全実施されることになっていて、こうした学校が抱える課題に適切に対応して、子どもたち一人ひとりに質の高い教育を行えるようにするために、今、少人数学級の実現が強く求められているのよ。」

「40人学級だと教室にゆとりがないのに対して、少人数の学級では、教室のスペースを活用して、グループ学習など子どもたちの学び合いや話し合いによる学習がしやすくなるの。
右の写真にもあるように、子どもたちの発言や発表の機会が増えることも一目瞭然ね。
単に1クラスの子どもの数を少なくするだけではなくて、学習内容に応じて工夫を凝らした授業を行うことで、子どもたち一人ひとりにきめ細かな指導ができるようになり、子どもたちの学習意欲が向上するといった効果が期待されるのよ。 」

文科省少人数学級資料②

長くなってしまいましたが、そのとおり、と思える内容なので引用させていただきました。 
付け加えるならば、学級あたりの子どもの数が減ることで先生の事務等の負担も減らすことができ、
先生たちが子どもたちに向き合える時間を確保できるという条件をつくることにもつながります。

もちろん、少人数学級ですべてが良くなるということではありません。
教員の力量の向上や、業務の整理など改善すべきところはたくさんあるでしょう。
それでも、文科省が説明しているような効果が期待できる少人数学級の実施はメリットが大きいと考えます。

やたらと教育内容に立ち入ったり、競争をあおったり、道徳教育で子どもたちの心を大人が決めた枠の中に押し込めようということにやっきになる政治家も少なくありませんが、それは政治のやるべきことではないと考えます。 

子どもたちが健やかに育ち、確かな学力を身に着けられる環境をつくるのが政治の責任と私は考えており、そのために全力を尽くしたいと考えています。 

松村としおニュース№2ができました(№1も)

私の活動を知らせるニュースをつくりはじめました。
先週の時点で第1号ができて配布をはじめていたのですが、
ブログで紹介するのを忘れてました。

基本的に毎週発行をめざしています。
駅などでお配りしています。
また街頭演説の際もお配りしています。
ぜひ機会がありましたらお読みいただければ幸いです。


↓第1号と2号です (クリックすると別ウインドウで開いて大きくなります)
1410 松村としおニュース①
1410 松村としおニュース②


↓今日は朝は北宿通りのバス停・教育センター前であいさつ。
s-141017 三室バス停宣伝
朝が本当に寒くなってきました。でも半袖の方もいるんですよね。気合が足りないのかしら…。

↓夕方は浦和美園駅まで宣伝を行い、第二美園中学校の早期新設を求める署名にとりくみました。
s-141017 浦和美園駅宣伝

みなさん、ご協力ありがとうございました。