松村としおのブログ

  ★くらし・平和を守る政治を! 松村としおの活動日記★ さいたま市議会議員(緑区選出・日本共産党)

2014年12月

2014年お世話になりました。よいお年をお迎えください。

2014年も残すことろわずかとなりました。

今年は加川市議とのバトンタッチで市政に挑戦することになったかと思えば
急な解散・総選挙のもとで白羽の矢が立って衆議院小選挙区候補になったりと
40才にして様々なチャレンジをしてまいりました。

紆余曲折を経ましたが、あらためて、
衆議院選挙での日本共産党の躍進を力に、
2015年4月に行われるさいたま市議会議員選挙を目指します。

この年末も支持者のみなさんのところへ
衆議院選挙のお礼と来年への決意を伝えに
この大みそかまで走り回っていました。

さっそく新年を目指して、ということで

年越し宣伝
氷川女体神社近くにて
(先日、氏子の総代の方にあいさつに伺いました)
2014年12月31日23:30~2015年1月1日0:30
の時間に行います。

氷川女体神社は大宮の氷川神社と対になっている神社です。
歴史の経過の中で大宮の氷川神社の方が有名ですが、
歴史と由緒のある神社です。

また日本共産党緑区後援会のみなさんと
初日の出を見沼田んぼで迎えることになっています。

さらに、梅村さえ子新衆院議員を迎えて行う
新春街頭演説会の司会を務めることになりました。
日程は以下のとおりです。

1月1日(木)
浦和駅西口 11:00~11:30


調神社へのお参りの際にはお立ち寄りください。

合わせて緑区各地を宣伝カーにてごあいさつに走らせていただきます。

本年は今までの人生のなかで最も多くの方にお世話になった年でした。
心よりお礼を申し上げます。
みなさん、良いお年をお迎えください。 

衆議院選挙結果と次のチャレンジを報告します

衆議院選挙の結果が出て、
票数も確定して、
それを自分はどう受けとめるのか。

自分が候補者だったから余計にいろいろ考えてしまって
なかなか書けませんでした。

日本共産党としては21議席を獲得し、
画期的な躍進をすることができました。
議案提案権の獲得、
小選挙区(沖縄1区)の議席獲得など、
存在感を示したことは間違いありません。

今回の選挙結果についての日本共産党の見解は以下のとおりです。

総選挙の結果について/12月15日 日本共産党中央委員会常任幹部会
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-12-16/2014121601_07_1.html


私自身のことを振り返ってみると
宣伝カーで回っている時も演説している時も
多くの方に手を振っていただいたり、
「がんばれ」など声援が飛んだりと
手ごたえを感じる選挙でした。

安倍政権の暴走ストップ、国民のくらし第一の政治に転換を!
という日本共産党の基本姿勢も、
安倍政権は危ない、今の政治を変えてほしい、
という思いを持っている方々から
受けとめられたと思います。

選挙途中からは若い人の反応が出てきたり、
このブログのアクセスもそれなりに増えたりと
選挙期間中にも変化を起こしていることが感じられました。

埼玉1区で私は議席には届きませんでしたが、
28,259票・得票率12.5%を獲得しました。

前回(2012年)日本共産党の候補者(青柳伸二さん)の得票は
18,503票・得票率7.6%でした。

投票率は下がりましたが、
前回比で+9,756票・153%増になります。

ちなみに
埼玉1区で当選した自民・村井氏は
前回比 +9,518票・110%増
比例復活した民主・武正氏は
前回比 +6,274票・108%増
社民党・松本氏は前回と違う候補者ですが、
前回比 +96票・101%増

ということで、みんなの党がいなくなった分、
全ての候補者が得票を上積みしたのですが、
なかでも私が一番増やしたことになります。

議席に届かなかった身分ではありますが、
日本共産党に勢いがあったことは数字の上からも明らかです。

ちなみに、政党が出そろっている比例代表選挙の票で見ると
埼玉1区では以下のとおり、日本共産党は第3党になっています。
自民党  71,717票・得票率31.5%
民主党  49,309票・得票率21.7%
共産党  31,107票・得票率13.7%
公明党  28,511票・得票率12.5%
維新の党 28,129票・得票率12.4%
(あとは得票率10%以下のため略)

この傾向はさいたま市全体でも同じで、
やはり日本共産党は第3党になっています。 

日本共産党の躍進をどうみるかについて面白かったのが、
東洋経済オンラインで紹介されていた
スタンフォード大学のダニエル・スナイダー氏の共産党評です。

該当部分を抜粋します。

日本共産党は、自民党に反対する明確な政綱をもった唯一の野党でした。彼らは消費税増税を(他の政党のように延期を支持しただけではなく) 真っ向から否定し、反原発の姿勢を明確にし、改憲や日本の自衛権拡大に強く反対し、沖縄基地拡大に反対する運動を先導し、そしてクリーンな印象があります。民主党など他の政党には自民党との明確な差異化がみられなかったため、安倍政権への反対票を投じたい多くの人々が日本共産党を選んだのです。

「総選挙で日本人は愚かでない選択をした」 | 東洋経済オンライン
http://toyokeizai.net/articles/-/55943

もちろん、日本共産党は反対の姿勢を明確にしただけでなく、
消費税に頼らない別の道や国民のくらし第一の経済運営への転換など
具体策も提示しました。 
同時に、ブレない政党としての信頼感もあったと感じています。 

私の次の挑戦は、緑区から市政をめざすことです。

もともとさいたま市議選の緑区予定候補だったので、
元のレールに戻ると言えなくもないのですが、
衆議院選挙で寄せられた
「暮らしを守ってほしい」
「政治を変えてほしい」
というみなさんの願いに
新しいチャレンジでこたえるべくがんばる決意です。 


↓選挙後、さっそく街頭で選挙結果と決意を報告させていただいています
 DSC_0749~2

議席に届きませんでしたが、次をめざします!

衆議院選挙の全体の結果は出ていませんが、
私が議席に届かなかったことは確実となりました。

選挙戦中、多くの方から
「国会へ行ってね」
「当選してくれよ」
と心から応援の言葉をかけていただきました。
その気持ちにこたえることができず、
たいへん申し訳ない思いでいっぱいです。

同時に、 北関東ブロックの2議席を早々に確保したことに
喜びを感じています。
(22時時点でどこもそう報じていますね)

日本共産党の議席が最終的に何議席になるかわかりませんが、
間違いなく二けたは超えるということで、
議席を大きく伸ばす状況にあることも、
今後の政治に希望をもたらしています。

次にどうするかは具体的には決まっていませんが、
(今日終わったことなので当たり前ですが…)
うったえた政策・公約の実現のために
次をめざして引き続き努力する決意です。

選挙が終わって、落選して、
そのままどこへ行ったんだろう… 
あの人は今ごろ何をしているんだろう…
という人にならないようにしたいですね。

さて、以下は私の総選挙候補者をひとまず終えての雑感です。
(日本共産党の公式見解ではありませんのであしからず)

○安倍政権は政策を転換しないので行き詰まる
選挙中に色々な方と接して改めて思うのは、
多くの方が今の暮らしが苦しいと感じていることです。
日本の景気が落ち込んでいるのは
個人消費が落ち込んでいることが大きな原因になっていますが、
そのリアルな実態を見た思いです。

ところが、安倍政権がやろうとしている政策を考えると、
消費税率を10%に引き上げることをはじめ、
派遣法改悪やホワイトカラーエグゼンプションなど
実質的に所得を落ち込ませ、個人消費を冷え込ませる政策ばかりです。

今回の選挙で自民党が上記の政策を転換するから民意を問うたのならわかりますが、
今まで通り国民の所得を奪う政策をやるということなので、
ますます国民生活を追いつめることになります。

他にも憲法やTPPなど、どの問題でも方向を変えない以上は
さらなる国民の反発を招くことになり、
早晩行き詰まるのではと思わずにはいられません。

○沖縄で自民党が完敗したことの意味は重い
速報を見ている範囲では沖縄では全ての小選挙区で自民党は負けたようです。
日本の支配層の根幹の一つである日米安保体制。
日本共産党は日米安全保障条約を廃棄して
日米友好協力条約を締結することを綱領に明記しています。
沖縄には在日米軍基地の75%が集中しており、
日米安保のカギとなっている地域です。
安倍政権が米軍新基地建設をゴリ押ししてきたことで
かえって日米安保体制に亀裂を走らせています。
同時に沖縄では日本共産党としても新しい形の共闘が生まれました。
新しい政治のカタチを予感するのは私だけではないと思います。
安倍首相がどう思っているかわかりませんが、
今後も「粛々と米軍新基地を建設する」ようなら、
さらにたいへんなことが沖縄から起こる可能性があるように思います。

○今後も政党状況は大きく変化する?
あくまでこれも個人的見解ですが、
民主党は今回の選挙で復党を認めたり、
他党から流れてきた人を受け入れたり、
無理やり選挙協力をしたり、と無原則さが目立ったように思います。
いろいろな流れを抱え込みすぎて、
今後の内紛の火種を抱え込んで、
空中分解しないのだろうか…?
と心配になるほどです。(余計なお世話とは思いますが)
維新も投票前に橋下共同代表が敗北宣言したり
今後が思いやられると思っている人は多いのではないでしょうか。
政党状況が今後1~2年でさらに激変する可能性があります。
(来春には統一地方選、再来年には参院選があります)

もちろん、日本共産党は綱領という党としての心棒が通っていますので、
次の選挙までにどこかへ行ってしまったりブレたりするようなことはありません。
日本共産党への信頼が高まるよういっそう努力したいと思います。


さてさてこうしたことを考えると、
日本共産党が今回の選挙で議席を伸ばしたことは
今後の政治の動きに大きなインパクトを与えると思います。
次の選挙ではさらなる激動を起こしたいと思います。

昨年の参院選と同様に消去法で選んだ方もいるでしょう。
そもそも投票に行かなかった方も多くいます。

いっそう多くの方に日本共産党を支持していただけるよう、
努力していかなければならないと強く思っています。

応援いただきありがとうございました。明日は投票日です!

公選法の不思議なところですが、
ブログの更新は本日12時までとなっています。

立候補表明をした11月19日から1か月にも満たない期間で投票という超スピード選挙。

にもかかわらず、多くの方に応援・激励をいただきました。
また支持者・後援会員・党員のみなさんには
あらゆる面で支えていただき、おかげでがんばることができました。
この場を借りてお礼申し上げます。

また私事ではありますが、
普段私がやっている分の家事・育児をつれあいが負ってくれました。
家族の支えなしには候補者活動をできなかったことをあらためて痛感します。
家族への感謝を記させていただきます。

本日は埼玉1区内の駅をすべて回りました。
東西口があればどちらにも顔を出しました。
与野駅東口にまで顔を出しました。

↓右は青柳しんじ埼玉1区選対本部長です。
DSC_0737

選対本部長の青柳しんじさん自ら同行して励ましてくれました。
地元・緑区では体調の悪いなか、加川よしみつ市議がマイクを握ってくれました。
最後の浦和駅ではとりうみ敏行さんが応援演説をしてくれました。
みなさんのおかげで最後までうったえきることができました。

新聞記者さんから取材で
「今回の選挙のとりくみを一言で言うと?」
と聞かれたので
「『攻め』の選挙、攻勢的にとりくんだ選挙でした」
と答えました。

街中での手ごたえの強さと、
消費税や戦争の問題、原発政策などで
日本共産党の政策がしっかりしていることで
伸び伸びと候補者活動ができました。
(なんだか自画自賛みたいですが(^_^;))
一言で言うと、「攻め」かなと思った次第です。

さきほどまで地元・東浦和駅で青年後援会のみなさんと
最後のお願いに立っていました。
「あなたに入れるからね」「期日前で入れたよ!」
と何人もの方に声をかけていただきました。
ありがとうございました!

DSC_0740

青年後援会のメンバーからあらためて
小選挙区制の理不尽さがブーブーと出されました。
それでもなんでも、日本共産党が多くの議席を得ることが
政治を変える、私たちの願いを届ける、最大の力になります。

どうか明日は投票所へ足をお運びください。
投票は2回あります。

1回目は小選挙区です。
埼玉1区(浦和区・緑区・見沼区・岩槻区)の方は
「松村としお」と書いて投票してください。

2回目は比例代表選挙です。
全国どこでも「日本共産党」(または「共産党」)と書いて投票してください。

心よりお願いするものです。

公選法上、明日(投票日)は更新できませんので、
ひとまずこれで閉じさせていだきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。 

クリーンな政党、日本共産党が伸びてこそ政治は変わります!

選挙活動(投票の呼びかけ)ができるのも、
残すところ明日のみとなりました。

(投票日は「投票」と「投票の呼びかけ」しかできません)

今日の最後は東浦和駅で緑区青年後援会のみなさんと宣伝しました。

s-DSC_0729

ところで、東浦和駅では民主党の運動員の方もごいっしょしました。
(候補者はおらず、拡声器もありませんでした)

その傍ではありましたが、
私が毎回の演説で触れる
「政治とカネ」の問題についても、
いつもどおり演説しました。

わけでも政党助成金が大問題です。


政党助成金を日本共産党は受け取っていない。
どの政党も運営費の多くを政党助成金でまかなっている。
自民党は65%
維新の党は72%、
民主党に至っては83%にも達する。
「身を切る」と言いながら政党助成金を受け取っているのはいかがなものか。
「身を切る」のなら政党助成金を廃止する日本共産党の提案に賛成してほしい。
クリーンな政党、日本共産党が伸びてこそ政治は変わる!

…という主旨のうったえです。


私が日本共産党に入党したのは1993年、大学1年生の時です。
その少し前に「リクルート事件」や「佐川急便事件」といった汚職事件が
政界をにぎわしていました。
(「汚職事件」と「御食事券」のダジャレが流行ったのも当時です(^_^;))

当時の主だった政党でこの金権腐敗政治と
まったく無関係だったのが日本共産党でした。

日本共産党への私の注目と信頼の出発点は、
これらの汚職事件と無縁な清潔さにありました。

ただし、これらの汚職事件の対応が、
小選挙区制と政党助成金の導入を柱とした「政治改革」にすり替えられ、
日本新党などの新党ブームへの誘導と一体になってゆがめられ、
金権腐敗政治そのものには一切手をつけないという結果になってしまいました。

大政党有利の小選挙区制で民意がゆがめられ、
政党助成金で金銭感覚がマヒして国民に寄り添えなくなっている
などの今の政治が抱えている問題の根源が90年代前半の「政治改革」にあるといっていいのではないでしょうか。

このとき、日本共産党は小選挙区制や政党助成金に反対したわけですが、
そのときの態度がいまに生きていることを実感しています。

とはいえ、どんなにおかしくても今の制度の中で選挙をやらなければなりません。
小選挙区制による共産党封じ込めの思惑を自分たちで突破しなければなりません。

そのためにも、みなさんに、最後まで
ご支持・ご支援の輪を広げていただくことをお願いい
たします。


〔松村としお 12月13日(土)の予定〕
 8:00~8:20 東大宮駅東口
 8:30~8:50 東大宮駅西口
 午前中:見沼区→岩槻区
 12:00~12:20 岩槻駅
 午後:緑区
 15:20~15:40 東浦和駅
 16:10~16:30 浦和駅東口
 17:30~17:50 北浦和駅東口
 18:00~18:20 北浦和駅西口
 18:40~19:00 与野駅東口
 19:20~20:00 浦和駅西口
 20:00~22:00 東浦和駅(青年後援会のみなさんと)

埼玉1区内の駅をくまなくまわる予定です。
どうぞ最後までおつきあいのほどよろしくお願いします。