緑区では子どもの数が増えています。
あちこちで区画整理が行われていて、
マンション・アパートや一戸建てが次々と立っています。
ローンを抱えていたり、 子育てでお金がかかる、賃金が下がっている、など
理由はそれぞれと思いますが、若い世代では共働きが多くなっています。
認可保育所や学童保育所(放課後児童クラブ)のニーズが高まっています。
こうしたもとで、行政の対応が鋭く問われているわけですが、
不足分に見合って増やすことが出来ていません。
さいたま市が全く増やしていないとは言いません。
しかし、申し込んでも入れない子どもが
認可保育所で1800人、学童保育所で1300人もいるのが現実です。
同時に、どちらも社会福祉法人や企業、NPOといった
民間の整備に補助金を出すのにとどまっています。
ようするに事実上の自然増にまかせているのですから、これでは解決しません。
市として公立・公設の施設を計画的に増やすことが必要です。
ところが今のさいたま市は
公立ではこれらの施設をつくらない、というのが基本方針です。
学童については学校内につくることはありますが、
それでも必要に迫られている学校は子どもの数自体が増えているので、
教室に余裕がなく、放課後児童クラブの部屋をつくることもできないのが実態です。
緑区の尾間木小学校がまさにそういう状況です。
そのため、私は尾間木小での整備を特に求めました。
さいたま市の「公共施設マネジメント計画」には
「尾間木放課後児童クラブ(民間への貸出移設)【新設】」
「平成26年度竣工予定」
と明記されているにもかかわらず、 いまだに手をつけていないのです。
いつも公共施設の住民要望をとりあげると
「公共施設マネジメント計画に基づいて」と言って
「できません」というのが市のお約束の対応です。
「公共施設マネジメント計画」については以前にもブログに書いたのでご参照ください。
尾間木地域に複合公共施設ができました
http://m-toshio.blog.jp/archives/1054412488.html
今度はその「公共施設マネジメント計画」に
上記の通り書かれているのです。
今回ばかりは書いたとおりにやりなさい、
というのが私の質問でした。
↓該当部分をパネルにして質問しました
ところが答弁では民間学童クラブが「定員を大きく超えた受け入れをしていることは認識している」
と言いながら、
「民間で平成26年に新しい民設クラブが開設したから見送った」
というのです。
「民間」といっても学童クラブの場合、保護者や指導員のみなさんで運営しているのであって、
何か専門業者がやっているわけではありません。
保護者の皆さんは働いているからこそ学童クラブを必要としてるのであって、
子育てもして忙しいなかで、
しかも尾間木では3カ所も運営しているのに、
なんという言い草かと、本当に怒りでいっぱいになりました。
残念ながらいまのさいたま市は自らつくった「計画」さえも棚に上げて、
市民の願いや実態、福祉の向上に見向きもしないのが実態です。
こうした市の姿勢そのものを変えなければならないことを痛感しました。
あわせて今度の質問では学童クラブ指導員の処遇改善についても
強く求めました。
施設だけ増やしても、指導員(支援員)が確保できないのが現状です。
その一番の問題は十分な給与が保障されていないことにあります。
国が処遇改善の補助金制度を持っているのですが、
その一部しか活用していないため、
もっと活用を、と求めたものです。
ところが市は「すでにやっている」と言うばかりで
充実を、という現場の求めにはまったくこたえないものでした。
つくづく、子育てに冷たい市政(姿勢)だと思わずにはいられませんでした。
これでよく市長は「選ばれる都市になる」
などと言えるものだとあきれます。
あちこちで区画整理が行われていて、
マンション・アパートや一戸建てが次々と立っています。
ローンを抱えていたり、 子育てでお金がかかる、賃金が下がっている、など
理由はそれぞれと思いますが、若い世代では共働きが多くなっています。
認可保育所や学童保育所(放課後児童クラブ)のニーズが高まっています。
こうしたもとで、行政の対応が鋭く問われているわけですが、
不足分に見合って増やすことが出来ていません。
さいたま市が全く増やしていないとは言いません。
しかし、申し込んでも入れない子どもが
認可保育所で1800人、学童保育所で1300人もいるのが現実です。
同時に、どちらも社会福祉法人や企業、NPOといった
民間の整備に補助金を出すのにとどまっています。
ようするに事実上の自然増にまかせているのですから、これでは解決しません。
市として公立・公設の施設を計画的に増やすことが必要です。
ところが今のさいたま市は
公立ではこれらの施設をつくらない、というのが基本方針です。
学童については学校内につくることはありますが、
それでも必要に迫られている学校は子どもの数自体が増えているので、
教室に余裕がなく、放課後児童クラブの部屋をつくることもできないのが実態です。
緑区の尾間木小学校がまさにそういう状況です。
そのため、私は尾間木小での整備を特に求めました。
さいたま市の「公共施設マネジメント計画」には
「尾間木放課後児童クラブ(民間への貸出移設)【新設】」
「平成26年度竣工予定」
と明記されているにもかかわらず、 いまだに手をつけていないのです。
いつも公共施設の住民要望をとりあげると
「公共施設マネジメント計画に基づいて」と言って
「できません」というのが市のお約束の対応です。
「公共施設マネジメント計画」については以前にもブログに書いたのでご参照ください。
尾間木地域に複合公共施設ができました
http://m-toshio.blog.jp/archives/1054412488.html
今度はその「公共施設マネジメント計画」に
上記の通り書かれているのです。
今回ばかりは書いたとおりにやりなさい、
というのが私の質問でした。
↓該当部分をパネルにして質問しました
ところが答弁では民間学童クラブが「定員を大きく超えた受け入れをしていることは認識している」
と言いながら、
「民間で平成26年に新しい民設クラブが開設したから見送った」
というのです。
「民間」といっても学童クラブの場合、保護者や指導員のみなさんで運営しているのであって、
何か専門業者がやっているわけではありません。
保護者の皆さんは働いているからこそ学童クラブを必要としてるのであって、
子育てもして忙しいなかで、
しかも尾間木では3カ所も運営しているのに、
なんという言い草かと、本当に怒りでいっぱいになりました。
残念ながらいまのさいたま市は自らつくった「計画」さえも棚に上げて、
市民の願いや実態、福祉の向上に見向きもしないのが実態です。
こうした市の姿勢そのものを変えなければならないことを痛感しました。
あわせて今度の質問では学童クラブ指導員の処遇改善についても
強く求めました。
施設だけ増やしても、指導員(支援員)が確保できないのが現状です。
その一番の問題は十分な給与が保障されていないことにあります。
国が処遇改善の補助金制度を持っているのですが、
その一部しか活用していないため、
もっと活用を、と求めたものです。
ところが市は「すでにやっている」と言うばかりで
充実を、という現場の求めにはまったくこたえないものでした。
つくづく、子育てに冷たい市政(姿勢)だと思わずにはいられませんでした。
これでよく市長は「選ばれる都市になる」
などと言えるものだとあきれます。