松村としおのブログ

  ★くらし・平和を守る政治を! 松村としおの活動日記★ さいたま市議会議員(緑区選出・日本共産党)

議会質問

ボーナスの時期ですが、市長・議員は…

さいたま市議会12月定例会が開かれています。

市長と議員のボーナスアップの条例が出されました。
市長は10万円、議員は6万円アップです。

私が議員になってからとにかく毎年ボーナスアップ条例が出ています。
この間、反対してきた政党・会派は日本共産党だけ、
というのがさいたま市議会の現実です。

今回、日本共産党市議団として私が条例案に対して本会議で質問しました。
18年12月議会 総括質疑③

市長給与については5年前との比較を聞いたところ、
5年前から341万円増 (1989万円→2330万円)
とのこと。

5年前から大きく増えている答弁に議場がザワつきました。

ちなみに議員は5年前から47万円増になる、ということでした。

私は再質問で
市民の所得は減っているのが現状だが、市長はボーナスアップ条例を出すにあたり、市民生活について考慮する検討はしたのか」
ときいたのに対し、
「第三者機関である特別職報酬等審議会からの意見(ボーナスアップせよ)を尊重して条例を提出した」
と市民生活について検討したともしないとも答えないので、
もう一度「検討しなかったということか」
と念押ししましたが、まったく同じ上記答弁をくり返すだけ。

「したのかしていないのか」を聞いているのに、
それには正面から答えない姿勢にも腹が立ちますが、
市民生活を考慮しないまま「お手盛り」で給与をあげる市長の姿勢も問題です。

市民目線、という言葉がありますが、
清水市長にはその目線はないのだ、ということが明らかになったと思います。

リーダーの地位にあるからといって自分の信じるところ(単なる思い込みにすぎない場合が往々にしてあると思いますが)にだけ進めばいいというものではありません。

首長であれ議員であれ、有権者によって選挙で選ばれているわけですから、市民のくらしから目を離してはいけないと私は思います。

そもそも、地方自治法にも書かれているように、地方自治体というのは
「住民の福祉の増進を図ることを基本」にすることが求められています。

市長やら議員やらの給料をあげるということも
この視点からよくよく考えてやるべきことではないでしょうか。

ところがまともに考えていないことが私の質問で浮き彫りになりました。

もちろん、日本共産党は市長・議員のボーナスアップに反対するものです。
なお議員の分については来年(2019年)4月の市議選を意識してかどうかはわかりませんが、アップしない方向になっています。

国もたいがいな状況ですが、地方政治も市民のことをまともに考えていないのが実態です。
そうしたもとで、市民目線で市長をしっかりとチェックし、政策提案をしている日本共産党の議員であることに私は誇りをもっています。

「置き勉」でふたたび質問して、教科書の扱いが…

「置き勉」について6月の文教委員会で質問しましたが、
あらためて9月議会で質問しました。

6月の質問のまとめは以前このブログでも書きました。

松村敏夫のブログ:「置き勉」で質問しました
http://m-toshio.blog.jp/archives/1071782723.html

このときは
「教科書は毎日持ち帰るのが原則」
「教科書以外の教材については学校でルールを決めて教室の中に置いていくケースがある」

というのが教育委員会の答弁でした。

その後、9月になって文部科学省が「置き勉」について「連絡文書」を出しました。
社会的に大きな議論になってきたことに文科省もいちおう対応したものと思われます。

文部科学省:児童生徒の携行品に係る配慮について
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/keikohin/index.htm

ちょっと長くなりますが、飲用します。
「教科書やその他教材等のうち、何を児童生徒に持ち帰らせるか、また何を学校に置くこととするかについて、保護者党とも連携し、児童生徒の発達段階や学習上の必要性、通学上の負担等の学校や地域の実態を考慮して判断いただいていると考えておりますが、別紙の工夫例を参考とされるなど、児童生徒の携行品の重さや量について改めて御検討の上、必要に応じ適切な配慮を講じていただきますようお願いします。」
と書かれています。

市教育委員会は「教科書は持ち帰り」と言っていましたが、
文科省は「教科書やその他教材等のうち…」と教科書も含めています。

また、文中「別紙」とありますが、そこには
「宿題で使用する教材等を明示することにより、家庭学習で使用する予定のない教材等について、児童生徒の机の中などに置いて帰ることを認めている」
という例が書かれています。

この内容をふまえて今回あらためて質問をしました。
松村「学校の判断で教科書の一部も、場合よっては置いて帰ることもあり得るという理解でいいか」
市教委「あくまでも原則持ち帰るという中で、使用しない時期が長くなるようなものや家庭学習に影響がないものについては、これは学校で約束を決めて、ただ今のようなことがあり得ると考えている」


少々分かりにくい答弁ですが、教科書の一部も置いて帰ることが「あり得る」と認めました。

教育委員会が一律に決めることは難しいので「学校で約束を決めて」と答弁していますが、
「うちの子の荷物が多くて大変!」と感じている親御さんには、
ぜひ先生や、学校側と相談していただきたいと思います。

苦しくてもがんばる、ということも時には大切かもしれませんが、
非科学的な根性論で子どもに重~い荷物を無理に持たせて、
しまいには健康を害するようなら本末転倒ですからね。

2018年9月議会・文教委員会議案外質問(松村)③

尾間木公民館の駐車場拡張が実現へ!

尾間木公民館は児童館や消防署との複合施設になっています。
緑区唯一の児童館ということもあり、車を利用する方も少なくありません。
そのため、駐車場が狭く、利用者にとって不便なことや、路上駐車で近隣に住む方が迷惑しているといった声が寄せられてきました。

昨年9月にも駐車場拡張を求めましたが、そのときは
「用地の情報収集と関係部局との連携で検討して、テンポについても考えていきたい」
ということでした。

あらためて今度の9月議会でこの問題を質問しました(下写真)
尾間木公民館駐車場を広げるよう求めたところ、
「駐車場用地を確保した」
「年内に仮設で駐車場を利用できるようにしたい」

という答弁が返ってきました。

規模について再度尋ねたところ
「検討中だが30台程度とめられるようにしたい」
という答弁でした。

実は建設時にも当初計画では駐車場が不十分だと、加川義光前市議がとりあげ、
駐車台数を増やさせた経過があります。
開館したらそれでも足りなかったということで私が改めてとりあげましたが、
拡張が実現する見通しになったことをうれしく思います。
2018年9月議会・文教委員会議案外質問(松村)②

危険な学校ブロック塀の撤去・改修へ補正予算

今行われているさいたま市議会9月定例会で、
学校のブロック塀で建築基準法違反のものを撤去・改修するための補正予算が成立しました。

今年の大阪北部地震で学校ブロック塀が倒れ、子どもが亡くなるという痛ましいことが起こりました。

子どもたちが通う学校で子どもの命が奪われる、というのはあってはならないことです。
また、被災時には学校は避難所になるのですから、
安全が確保されていなければなりません。

日本共産党さいたま市議団としてこの件を受けて、
6月に緊急の申入れをさいたま市に行いました。

学校ブロック塀の調査・点検についても建築の専門家を交えて行って早急に対策を取ることや、通学路全体の安全点検・対策を行うことを求めました。

今度の9月議会で学校ブロック塀については補正予算で対応することになったことを歓迎します。

また、9月の一般質問で私はあらためて通学路など私有地(民有地)のブロック塀の撤去・改修の補助金制度をつくるよう求めました(下写真)。

これはすでに横浜市や足立区などで実施ていることで、私のところにも補助制度をつくってほしいという要望が寄せられています。

私の質問に、しは補助制度の創設に向け検討をする、と答弁しました。
前向きの答えと受けとめ、充実した補助制度になるよう引き続き求めていきます。

1809 一般質問③


豪雨災害のときに安倍首相を先頭に宴会に興じていたわけですが、
政府に国民を守る気がないのであれば、まずは地方自治体として仕事をさせる、というのは地方議員の仕事でもあります。

もちろん、まじめに国民の苦難に向き合う政府に取りかえる、
というのも大切な道なので、今後はそちらも重視したいと思います。

「置き勉」で質問しました

6月議会の文教委員会で、「置き勉」をとりあげました

子どもたちの通学の荷物が重すぎて健康にも悪影響を及ぼしているという指摘もあるなか、
学校に勉強道具を置いて帰ってもいいじゃないかというのが
いわゆる「置き勉」です(と私は理解してます)。

私も小学生の子どもがいて、朝の送り出しもしているので感じてきたことでもあります。
だいぶ話題にもなっているので、6月18日の文教委員会でとりあげました。

1806 議案外③


最近でも下のようなツイートが話題になっているようです。
すごい絵ですが、うちも小学生の子どもが居るのですっごい分かります。


さいたま市の子どもの荷物の重さを調べてみた

質問にあたり、教科書のページ数が10年前に比べ3割増えているという教科書協会の数字も使いましたが、やはり
さいたま市で実際どうなのか、
と考え、知り合いの保護者に実態調査に協力してもらいました。

当初は時間もなかったので5~6人分くらいでいいかなと思っていたのですが、
SNSを通じて広がって10人以上の協力を得ることができました。
子育て・家事で忙しいなか、ありがとうございました。

多くの保護者の方が荷物に埋もれるわが子の姿に心を痛めていることが伝わってきました。

下の表は当日の質問で教育委員会にパネルで示したものです。

1806 置き勉パネル



だいたい4~7㎏、体重に比して15~30%という結果でした。
また、低学年ほど体に比して荷物が重い傾向があると感じます。

日によって書道や裁縫や水筒やらでも変動します。

参考までに大人に換算した場合の数値も示しました。
60㎏というのはほぼ私の体重ですが、これはまちがいなく腰を痛めますね…。

もちろん、これはサンプル的なデータですが、
実態をそれなりに反映しているものと思います。

なお、子どもの荷物は小学1年生なら体重の15%以下が望ましいという医者もいます(下記リンク参照)。
日テレNEWS24 ランドセルが重い!広がる“置き勉”とは?
http://www.news24.jp/articles/2018/06/13/07395790.html


さいたま市教育委員会は「置き勉」をどう考えている?

こうした実態をふまえて、「置き勉」について質問しました。
市教育委員会は実態には触れず、

「児童生徒が家庭で予習、復習をするために教科書を使用することがあると思いますので、教育委員会としては、教科書は毎日持ち帰るのが原則であると考えています。
しかしながら、辞書であるとかあるいは調べ学習の図鑑であるとか、そういったものについては毎日持ち帰らないで学校の中でルールを決めて教室に置いておく、こういうケースもあると考えております」


といういわば「公式見解」を述べました。

そのあとのやりとりでは
「教科書以外の教材」という言い方で教室に置いておくケースもあるとか、
「始業式や終業式は1週間くらい前から持ち帰りをはじめて1日に負担が多くならないよう配慮しているケースもある」
という答弁もしています。

教科書→持ち帰る(原則)
教科書以外の教材→ルール化して置いて帰るも可

ということでしょうか。

教科書だけでも相当な荷物ですが、教育委員会の現時点での見解の範囲であっても、

教科書については「予習、復習をするために教科書を使用することがある」
という言い方なので、「予習、復習」が見込まれない場合には交渉の余地ありともいえます。

また、学期はじめや終わりに荷物をまとめて持ち帰っている場合、学校に申し出れば改善の余地があります。

保護者の方も、教員のみなさんと子どもの健康を第一に考えた対応をするようコミュニケーションをとってほしいと思います。


「教科書についてもルール化すれば可」
にすることや、
どう軽量化をはかっていくのか
ということまで充分踏み込めなかったことは
私自身の今後の課題です。

子どもたちの健やかな成長・発達を学校が阻害するようでは話になりません。
引きつづき「置き勉」を追いかけていきたいと思います。